廃屋になってしまった土地建物の処分の相談
母親が認知症になり施設に入所していました。
長い間、家は管理されず放置され次第にぼろぼろに…。
母親が他界して相続したものの家は資産価値を失い、廃屋と化してしまいました。
相談者は、相続した土地建物の処分に困り当社に相談にやってきました。
MEMO
認知症になると不動産売買や不動産賃貸を有効に行う事が出来ない!
更に本件は、もう一つ大きな問題を抱えていました。
『土砂災害特別警戒区域内の土地』
レッドゾーンとも言われ、最も高いレベルの危険区域に指定されていました。
その為、建物を再建築する事は出来ない土地でした。
注意
防護擁壁など安全を確保する工事を行えば建築が認められる事もあります。
当社買い取りで問題を解決!
駐車場用地や資材置き場用地としての用途が残されていた為、当社で買い取りを行う事にしました。
建物の解体費用は、当社負担の条件で買取りを終えました。
まとめ
現在、私の住んでいる町だけでも400件以上の空き家と思われる家屋が存在していると言われています。
その空き家の多くが管理されず、その資産価値を大きく損ねる結果となっていっています。
家は生き物と同じで、人が住まなくなった途端に傷みが激しくなります。
それは、毎日人が生活をする中で空気が流れ家が呼吸しているのでしょう。
呼吸が止まってしまった家は、活力を失い唐突に朽ちて行きます。
気が付いたときには、建物は廃屋と化し所有者様の思い出までも失わせる結果になっています。