みなさん、こんにちは。
商工会青年部の行事で沖縄に行ってきました。
人生初の沖縄でしたので、非常に興味を持って行って参りました。
青年の主張大会とは?
商工会青年部は、地域貢献と経営者の資質向上に努め、地域発展の先駆者となるべく様々な取り組みを行っています。
そんな活動を通して感じた思いや気持ちの変化などをそれぞれの個性と経験を踏まえて発表する大会です。
個人的には、商工会活動に理解が無い方々に彼らの思いを聞いてもらいたい思いがあります。
しかし、主張大会の傍聴者は来賓及びに各地区の商工会関係者に限定されています。
今後は、一般の方も傍聴出来る大会へと変わっていく大会になればと思います。
九州大会最優秀賞に福岡県代表が選ばれました
全国大会の切符を手にしたのは、八女市商工会青年部の方でした。
弁護士を目指していた方でしたが、実家の家業である100年続く醤油屋を継ぐ決意と葛藤を見事に主張されました。
人口減少に悩む地元での商いに限界を感じ、都市部への販売を強化する方針へと転換させるのでした。
しかし、親父からお前どこを見て仕事をしているんだ!っと叱られ…。
俺は間違った事はしちょらん。
会社を守るために間違ったことはしちょらん!
彼の心に葛藤が芽生えるのでした。
そんなある日、高齢の常連客から
『うちはこの醤油じゃないといかんと』
『死ぬまでこの醤油使い続けるけんね』と励まされるのでありました。
その時、彼はハッと気がつくのでありました。
醤油屋が100年続いている理由とこれからの100年をどう見据えるのか
これからが、彼の本当のチャレンジが始まるのだと思いました。
私見ですが、都市部に打って出る事は間違いではありません。
でも、何かを見落としていないか?
これが先代が息子に伝えたかった事では無かったのではないでしょうか。